大きな国際空港にはフリーWi-Fiがあるところがほとんどですが、空港によっては、空港にある機械にパスポートをかざしてWi-Fiのパスワードを手にいれる必要があったり、メールアドレスや航空券のチケット番号を入力しないといけなかったりする場合もあります。
ウィーン空港のWi-Fiは、登録なしで誰でも使用することができますが、キャプティブWi-Fiの利用規約への同意が必要です。この記事では、ウィーン空港でWi-Fiを接続する手順について、スクリーンショットとともに解説します。
1. ウィーン空港のWi-Fiについて
ウィーン空港には、「Free WiFi Vienna Airport」というウィーン空港が提供しているフリーWi-Fiがあります。セキュリティゲートの内側はもちろん、セキュリティゲートの外側であっても、空港ビルの中であればアクセスできますので、このWi-Fiを利用して、迎えに来てくださっている方との連絡やeSIMのアクティベートなどを行うことができます。
2. Wi-Fiの繋ぎ方
ウィーン空港のWi-Fiの利用には個人情報の登録などは必要なく、キャプティブWi-Fiの使用への同意のみで利用を開始することができます。iPhoneの画面を用いて、手順を解説します。
1. Wi-Fiの選択
「Free WiFi Vienna Airport」がウィーン空港が提供する無料Wi-Fiなので、こちらをクリックします。

2. (必要に応じて)言語の選択
クリックすると、以下のような画面が出てきます。広告は時々で変わりますが、構造は同じです。デフォルトの言語はドイツ語ですが、上部右の国旗を押すことで、言語を中国語、英語、フランス語に変更することができます。今回は英語に変更しましたが、基本的には「利用規約に同意する」という趣旨のボタンを押すだけなので、ドイツ語のままでも大丈夫だと思います。

3. 利用規約への同意
言語を切り替えたら、一番下のオレンジ色の「FREE WIFI WIRELESS VIENNA AIRPORT」と書いてある部分をクリックします。言語を切り替えない場合でも、このボタンはトップページの一番下に表示されていますので、そのままそちらをクリックします。

オレンジのボタンを押すと、以下のような画面に切り替わります。画面中央に「ウィーン空港の無線インターネット利用規約を読み、その内容に同意します。」と記載されているので、同意してWi-Fiの利用を開始する場合には、「Accept(同意する)」を押します。利用規約は、下線が引いてあるterm of useという部分をクリックすると見ることができます。
ドイツ語表示の場合は、「Akzeptieren(同意する)」と表示されていますので、そちらをクリックします。

4. WiFiの利用開始
「Accept(同意)」を押して少し待つと、Wi-Fiに接続されて、画面の右上にWi-Fiマークが表示されます。Wi-Fiに接続できた後は、右上の「完了」ボタンを押して、キャプティブWi-Fiの画面を閉じます。これでWi-Fiの接続は完了です。

3. Wi-Fiの速度
Wi-Fiの速度を測ってみたところ、ダウンロードが168.5Mbps、アップロードが27Mbpsで、非常に高速でした。今回は土曜日の朝6:30ごろに計測しました。人の多さなどによって若干の変動はあるかもしれませんが、インターネット検索、Youtubeでの動画視聴、XやInstagramなどのSNS、LINEなどすべて問題なく使用できました。
