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オーストリア版メルカリwillhabenでヒーターを売ってみた

eyecatch

オーストリアには、メルカリのように個人間で売買するためのプラットフォームwillhabenがあります。れっきとしたオーストリア発の会社で、ドイツや近隣諸国では別のアプリが使われているそうです。生活のなかで、買い替えや引っ越しなどで不要物がどうしても出てしまいます。特に、粗大ゴミに分類されるようなものは処分するのも大変なので、せっかくならお小遣い稼ぎと思って売りました。

出品

出品画面に遷移

いざ出品してみます。今回は、デロンギ社のラジエーター(オイルヒーター)DE LONGHI TRRS1225C Radia Sを55ユーロで出品しました。

オーストリアのMediaMarktオンラインで133,99ユーロで購入したもので、帰国のために処分したいだけなので、売れたらOK価格で出品します。

右上のオレンジ色のボタン「Neue Anzeige aufgeben(新しい掲示する)」を押して出品画面に行きます。すると、以下のように出品種別を選択する画面になるので、マーケット(Marktplatz)の「Kostenlose Anzeige aufgeben(無料で掲示する)」を選択しましょう。

willhabenでは、車、家や仕事の求人など、さまざまなものが取引されています。

出品画面

以下のような出品画面に行くので、まずは写真を撮ってアップロードします。

なるべく商品の状態がわかるように、鮮明な写真を、いくつか色んな角度から撮ります。

値段を決め、タイトルと説明文を書き、カテゴリを選択します。タイトルは簡潔に、説明文は要点を押さえ分かりやすく書けば売れやすいです。型番や買った時の値段などを記載することによって、認識の齟齬が発生しにくくなるように心掛けました。なお、ここで入力した住所は公開されてしまうので、大まかで大丈夫です。

次に、以下の配送方法を選択する画面に遷移します。

ヒーターは重く、大きいので自宅周辺まで取ってもらうようにしました。小さい商品であれば、配送を使っても良いかもしれません。その場合、willhaben-paydeliveryというサービスがあり、配送料金・商品の代金まで全部やってくれるそうです。

次に、広告の課金設定です。特に必要ないと思ったので、何も指定していないです。

いろいろ課金をすれば、自分の商品が売れやすくなるように検索結果の上位に配置したりできるようです。最後に「Veröffentichen(公開する)」を押すと、公開申請ができます。ただし、すぐ公開されるわけではありません。一定の審査があるそうです。私の場合は、15秒後ぐらいに公開されました。

メルカリなどと異なり、出品期限があります。次のマイページから確認できましたが、私の場合は、1ヶ月強程度でした。

マイページから確認

出品した商品はマイページの「Meine Anzeigen」から確認することができます。

「Bearbeiten(編集する)」を押すと、出品画面と似たような画面で編集をすることができます。

取引

商品が購入されたら、取引画面から購入者とやり取りをすることができます。日本のフリマアプリと異なり「購入」や「落札」の概念がなく、常に複数人とメッセージをすることができます。

出品して1日以内に5人の方からメッセージがありました。

高頻度で「Letze Preise(最終価格は?)」と聞かれるので、金額を提示しましょう。私は、出品時点で結構安くしていたため、値下げしませんでした。

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強気に「30ユーロでオファーするわ」とか言われたり、結構自由奔放なメッセージが来たりする。どんと構えておきましょう。

受取

チャットで決めた日時に、商品を受け取りに来てもらいました。

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アラブ人風の若い男性2人組が、真夜中に車で取りに来た。

受取場所もチャットで決めました。個人情報がなるべく相手側に渡らないように、自宅から歩いて数分の場所を指定しました。お金は現金でいただきました。

ただのお札ですが、記念に、ぱしゃりとしました。

取引後

受け取ってもらったあとには、willhaben上での商品を販売済みにします。

販売済みにするときに、どこで販売したのかアンケートがてら聞かれます。

私はwillhabenで売ったので最初の選択肢を選び、青いボタンを押したら終了です。

家のいらないものがお金になりました。

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